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【産後のイライラ】ガルガル期のピークを夫婦で乗り越えるために私たちがしたこと
こんにちは、きなこです。
私は産後イライラが止まらず、”周りには敵しかいない!” モードに入ってしまっていました。
SNSやインターネットなどで見ることが多くなった、”産後のガルガル期”まさにこの状態。
普段は「楽観的、マイペース」と言われることが多い性格なのですが、産後は全く真逆の性格になっていました。
喜怒哀楽が激しすぎて、感情がジェットコースターのように上下する毎日。
自分でもその状態が受け入れられず、気づくと涙が流れるような状態。
私の体の中にもうひとり別の人格がいるのではないか?と思うほどでした。
今、このブログを見てくれている方は、
- 産後いらいらする
- 泣けてきてしまう
- ジェットコースターのような気持ちの変化についていけない
などの悩みに直面しているのではないでしょうか。
もし今、産後のイライラで悩んでいる方がこのブログを見ていたら、私はあなたに言いたい。
「あなたが悪いんじゃない。
ホルモンバランスのせいだから、あなたは何も悪くない。」
目次
【ガルガル期】って何?
ガルガル期という言葉は、インターネットスラングで医学的な用語ではありませんが、近年耳にすることも多くなった産後ママの悩みの一つ。
喜怒哀楽が激しくなるこの一連の症状は、産後クライシスの一種ともいわれています。
産後、ホルモンバランスの変化などにより、精神的に不安定になってイライラしたり、攻撃的になったりする状態のことです。
今までは気にならなかったようなことでも必要以上にイライラしたり、人に子供を触られたくない、など症状に個人差はあります。
特に身近な人に対して、攻撃的になりやすい傾向があるともいわれています。
出産した人全員が、この状態になるわけではないというのも、周りの人に相談しにくい理由の一つかもしれません。
【経験談】わたしのガルガル期
私は「夫」「実母」「義母」が対象でした。
夫1割、実母3割 義母6割ぐらいの割合。
家事や育児にも協力的な夫に対して細かいことが気になって怒ってしまったり、実母や義母に言われた些細なことを思い出していきなり泣き出してしまったり、とにかく気持ちがいつも不安定でした。
特に義実家が絡むと、感情の荒ぶり方が激しかったです。
いままで嫁姑関係は悪くなかっただけに、以前とのギャップに夫もかなり動揺していました。
今考えると、義母や実母に対して「きちんとやらないと我が子をとられる」という気持ちを抱いてしまい、なにを言われても、ネガティブに捉えてしまっていたのだと思います。
- わたしたちの子供のことになんでそんなに口出すの?
- 好きに子育てさせてほしい
- もうほっといてほしい
当時は毎日こう思っていました。
180度変わった産後のメンタル状態に、自分自身がついていけなくて毎日ぐったり。
人に対するもやもやした気持ちや黒い気持ちを胸に抱えるって、こんなに疲れることなんだと思いました。
夫も自分の親の不満を言われるのは気分が良くないだろうと思い、必要以上には言わないようにしていましたが、ポロッと出てしまう愚痴…。
口に出したら出したで、”悪口を言っている自分”に落ち込む。
自己嫌悪。完全に負のスパイラルにはまってしまっていました。
昔の育児・今の育児で違うこと8選!
こんにちは、きなこです。 現在1児の母をしています。 子供を産んでから、義両親と子供を介して話することが増えました。 子供をかわいがってくれてとても嬉しいのです…
【ガルガル期】乗り越えるために私たちがお互いに気を付けていたこと
そんなガルガル期の最中でも、私達夫婦がお互いに気を付けていたことは、
「ありがとう」をたくさん伝えること。
- お仕事お疲れ様です、ありがとう。
- 毎日育児お疲れ様です、ありがとう。
- ご飯作ってくれてありがとう。
- お皿洗ってくれてありがとう。
- 話きいてくれてありがとう。
など…。
些細なことでも、「ありがとう」を言うようにしていました。
口にしなければ伝わらないこともある。
特にお互い疲弊していたあの時期、私は夫に愚痴をこぼしてしまう”ごめんね”を上書きするように、たくさん”ありがとう”を言うように心がけていました。
【ガルガル期】夫にしてもらって嬉しかったこと
話を聞いてもらう
初めての出産。
産後、日中赤ちゃんとふたりきり。
特に1ヶ月間はろくに外にも出れません。
言葉の通じる話相手は、仕事から帰ってくる旦那さんしかいません。
話を聞いてもらって「そうだったんだね、そっかそっか~」と、優しく共感してくれるだけでいいのです。
アドバイスが欲しいわけじゃない、共感してほしい。
この時期に自分の考えや行動を正面から否定されていたら、私は確実にこころが折れていました。
「アドバイスはいらないから、ただ話を聞いてほしい。」と私は夫に伝えました。
1人の時間を作ってもらう
数時間、夫にこどもを見ててもらって、ひとりの時間を作りました。
母である前に、私もあなたも一人の人間です。
自分のことも大事に。
体力が回復して動けるようになったら、整体や骨盤矯正、
セルフマッサージなどをして自分をいたわりましょう。
サプライズでプレゼント
フルーツや甘いものを仕事帰りにたまに買ってきてくれました。
俺が食べたかったから買ってきた~と言っていましたが、買ってきてくれる日は決まって少し気分が落ちている日だったのでとても嬉しかったです。
義両親と会うのは夫が休みの日にしてもらう
義両親と会うのは夫が休みの日にしてもらいました。
上記にも書いた通り私はガルガル期真っ最中で、義親に会えば些細な一言でカチンと来ていたので、わたしだけで義親を相手することがないようにしてもらいました。
逆もしかりで、私の両親に会う時も、私が必ず同席するようにしています。
【ガルガル期】に備えて妊娠中にしたこと
夫に手紙を書きました
出産の前に、初めて夫に手紙を書きました。
出産は命がけです。
何があるか分かりません。
それに備えてという意味も込めて、
- 今までの感謝
- ホルモンバランスの乱れによって産後荒れるかもしれないこと
- 私になにかあった場合は子供をよろしくお願いします。
などを書きました。
口頭だとついきつい言葉になってしまったり、言いたくないことも言ってしまったりしますが、手紙だと落ち着いて伝えることができます。産後思い返しても、あのとき手紙を書いてよかったなと思います。
産後ガルガル期に関しては、妊娠中に夫にも少し話をしていたので、手紙を渡したあと、産後メンタルについて、自分でも少し調べたようでした。
産後ホルモンバランスが変わることにより、誰にでも産後クライシス、ガルガル期、育児ノイローゼや産後うつなどになる可能性があります。
誰にでも、そうなる可能性があるのです。
こういう情報を夫婦で共有しておくと、産後奥さんが突如このような状態になっても、喧嘩が減るかもしれませんね。
まとめ
いつ終わるかは人それぞれですが、私は産後から始まり、1年ぐらいでだいぶ落ち着きました。
産後1ヶ月〜1年ぐらいの生理が再開し周期が落ち着いてきたタイミングで、産後のイライラも落ち着く人が多いようです。
平凡夫婦のいちエピソードですが、このブログを読んで少しでも肩の力が抜ける方がいれば、幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。